ROCK in初日〜勝田駅前の賑わいと〜朝講義? [読書・音楽・映画]
土曜日(9/14)朝8:30の勝田駅前の様子です。
ROCK IN JAPANが5年ぶりに戻ってきました。初日のこの日は、早朝にもかかわらず特急列車が到着すると、たちまちバス乗り場に向かって長い行列が〜!!
早速、ROCKファン垂涎のパワースポットを撮影する人も。
私が早朝からやって来た理由は、市民交流センターで、元茨城大学教授・H氏による『まちづくりの文化論』の"朝講義"を受けるため。約10名の同僚スタッフを対象に月1回x5回の予定です。
第1回目は「人類の特性から考える(進化生物学)」。一見、堅苦しそうなテーマですが、いきなり古代日本人のルーツから始まったのでビックリ! 古代史ファンの私にとっては〜まさに"ネコにまたたび"状態でした。
体調が悪くなったら途中退席するつもりでいたのに、2時間の講義中何度かトイレに通いながらも、好奇心の方が勝りました。この歳になって、超人気講師による贅沢な講義を少人数制で受けられるなんて。今後の展開がとても楽しみです。( ◠‿◠ )
それにしても9月も半ばだというのに〜連日の30℃超え!! 日本のお天気は一体どうなってるの?
ROCKの2日目は、先程花火が打ち上げられて無事終了!来週は土日月の3日間ぶっ通しで開催されます。
三島由紀夫の絶筆「豊饒の海」にハマる [読書・音楽・映画]
ふと三島由紀夫の絶筆「豊饒の海」が読みたくなって、ファッションクルーズ内の書店「LIBRO(リブロ)」へ立ち寄りました。
そうしたら〜なんと、なんと、閉店のお知らせが出ていたのでビックリ〜!!
以前から客はさほど多くなかったし、その後近くに大型店「蔦屋書店」が出来たので、いずれはこうなることを予想してはいたのですが・・・。ファッションクルーズに来た時はよく利用していただけに残念です。
ところで、広い空きスペースは他の店で埋められるのかなあ?
店員さんに調べて貰ったら、「豊穣の海」はかなりの長編で全4卷から成り、計4冊の文庫本で出版されていたので、この際、閉店セールの一助になればと一括購入!!
各卷は「春の雪」〜「奔馬(ほんば)」〜「暁の寺」〜「天人五衰(てんにんごすい)」の順に続いており、心なしか各タイトルからは宗教臭?が感じられます。
そして三島は「豊饒の海」の最終巻「天人五衰」を脱稿した後、思想を共にする「楯の会」メンバーと共に陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地へ向かいます。自衛隊員に決起(クーデター)を呼びかけたものの賛同が得られず、最後は割腹自殺を図るというショッキングな事件に〜!!
昭和45年11月25日の出来事、享年45歳でした。
私が初めて三島作品に出逢ったのは、初期の頃の「潮騒(しおさい)」。三重県羽鳥市にある孤島・神島を舞台に繰り広げられる恋愛小説でした。当時人気のフレッシュコンビ・吉永小百合と浜田光夫の主演で映画化され、青春?真っ只中の私もハマったもの。
その後はデビュー作「仮面の告白」に挑戦するも、私小説的で難解な内容に困惑させられた苦い思い出も。
この頃はまだ、三島が過激な思想の持ち主とは知りませんでしたが、元々彼は日本伝統や皇室への敬愛、西洋化に対して批判的立場だったそうな。それでも、あの時代のスーパースター三島由紀夫が引き起こした事件は、あまりにも鮮烈かつ衝撃的でした!!
そんな背景も踏まえ、「豊饒の海」で三島が自らの死を意識しつつ表現したかったのは一体何だったのか? この機会にじっくり迫っていこうと思います。
近頃は朝晩涼しさを感じられるようになりましたね。読書の秋、芸術の秋を共にエンジョイしませんか?
映画「猿の惑星/キングダム」を観てきた! [読書・音楽・映画]
心待ちしていた映画が封切られたので、久しぶりにTOHOシネマズへ。
前回観たのは確か昨年10月の「春画先生」だったから〜約半年ぶり!!
SFスペクタクル映画「猿の惑星/キングダム」が観たかったのです。
あらすじはこちら〜人類は野生化し、猿が進化した300年後の地球。巨大な猿帝国を築く独裁者プロキシマス・シーザーによって村と家族を奪われた主人公の若きチンパンジーのノアは、若い人間の女性ノヴァと共にプロキシマスの支配に立ち向かうことを決意する。だがノヴァは猿たちの知らない”秘密”を握っていたのです。種を超えたその団結は、狂気の支配を止めるのか?それとも世界の全てを覆すのか?この惑星の衝撃のラストが凄い〜!!
見るからにか弱そうな人間の女性・ノヴァが、圧倒的な力を誇示する猿の帝国の支配を、ものの見事にひっくり返す"知力"を持っていたなんて。想像もつかないストーリー展開に超圧倒されました!!これぞ、大スペクタクル映画の醍醐味なんですねえ。恐れ入りました。
上映時間は2時間25分ですが、それ以前に何本もの予告編やCM、映画泥棒?などを延々と見せられるので、トータルでは3時間近くも!なので途中、トイレに2回も駆け込んでしまいました。^_^
水戸の街に響け!300人の『第九』2023 [読書・音楽・映画]
コロナ禍で4年ぶりの開催となる水戸芸術館での野外コンサート『第九』に行ってきました〜!!
例年12月第1週辺りにやっていたのでスケジュールが合わず、長いことご無沙汰していました。ところが今年は市民会館で「G7サミット」が開催されたため第3週にずれ込み、運よく観覧できることに。でも駐車場が混みそうなので車を勝田駅前の格安駐車場に置き、常磐線とバスを利用してやっとのことで会場へ到着。
第1回目の演奏が始まる正午前、シンボルタワー前の野外ステージに合唱参加者約300人がパート別に次々と登壇。メンバーの最年少は11歳、最年長は91歳(多分?)、平均60歳台だそうで、10月からこの日のために練習を積んできたそうです。
私は演奏を聴くのと合わせて撮影もしたいので、重い一眼レフをリュックに背負い、フラフラしながら2階テラスに。プレス用ブース(一番良い場所)のすぐ隣りを確保できました。以前、ちょっとだけマスコミの仕事に携わっていた経験(図々しさ?)がいまだに役立っています。
合唱団の前にはソリスト4人の席が設けられ、その前にはピアノ、エレクトーン、ティンパニーが配置。水戸市長の挨拶の後、いよいよベートベン作曲;交響曲第9番 第4楽章の開始です!
抜けるような冬の青空に演奏と合唱が響き渡り、ウブな?私ゃ〜背筋がゾクゾク!アドレナリンらしきものもドクドク〜!! 頑張ってここまで一人で来た甲斐がありました。
特にティンパニーの連打には〜しびれますぅ〜!
いよいよバリトンの根太い独唱が高らかに歌い上げられると、他のテノール、ソプラノ、アルトの独奏が混じり合い凄いことに。
お客さんも食い入るように聴き入って(見入って)おります。
白昼、目の前で繰り広げられる非日常的野外イベント!!辛かったコロナ禍からの解放を祝福するような素晴らしい時間を多くの演奏者や聴衆と共有できました。
終了後、市民会館の1階広場を通ると、「マルシェ」のようなイベントが催されていました。「ミトリオ」の完成で、多くの市民が集えるさまざまな催しが創出されています。
明日は2年越しで開催の「ひたちなか・ま冬の作品展」の搬入日。市民交流センターを運営する我々スタッフによる展覧会などで、今年の年末は忙しくなりそう!まさに体力勝負です。(^^)
「春画先生」と映画愛 [読書・音楽・映画]
夕方、雨があがってきたので、久しぶりにTOHOシネマズへ出掛けたら、何と〜がら空きでした。
何が観たかったかというと、2日前に封切りされたばかりの〜「春画先生」。観客は我々も含めて7人ぐらい、ほぼ貸切状態でした。
「春画」とは、江戸文化の裏の華として浮世絵師たちによって描かれた”卑猥な絵”というイメージが強いもの。でも映画ではそんな感じはせず、春画に魅せられた型破りな師弟(弟子は若い女性)コンビが織りなす”春画愛”を描いた面白い内容でした。詳しくはネットで検索してネ。(上映時間;114分)
それにしても無修正の春画が堂々とスクリーンに映し出されるなんて画期的な出来事かも。
話は変わって我が家では、ひと月ほど前から「NETFLIX」を契約して、TVの大画面で映画を好きな時間に楽しんでいます。TVのリモコンには「YouTube」や「NETFLIX」の選択ボタンが付いていますが、これまでは無料の「 YouTube」をTV番組がつまらない時などに利用していました。
でも有料のNETFLIXでいろんな映画を見てみたいと思い契約してみることに。気になる料金は画質により3段階あるうちの画質の最も良いプレミアム (¥1,980円/月)を選びました。(飽きたらいつでもキャンセル可)
今はこちらのSF映画『MANIFEST」を鑑賞中ですが、夕食後から見始めてもなかなか結末に至らず、既に1週間も経過? 次から次へと謎が謎を呼び、予想もつかない展開となっています。
古い映画にも興味があるので、先日は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズを懐かしく鑑賞しました。でもこれらの膨大な数の映画を見ようとしたら睡眠時間が足りなくなりそうで心配も?
(先の「春画先生」はNETFLIXのライブラリーになかったので映画館へ出向いた次第)
夕食はジョイ本の「おおがまや」で買ってきた「たこ焼き」をノンアル・ビールのつまみに。ともあれ雨の日曜日を地味に楽しく過ごせました。
相変わらず体調はヘロヘロだけど、どうせなら残り人生を大いに楽しまないと。(^^)