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自称・古代史ファンの独り言 [好奇心・謎解き]

3年ほど前に体調を崩してからというもの、以前のようには気軽に遠出ができず、家で読書をする機会が増えました。

不器用で何の取り柄もなかった私ですが、若い頃から旧約聖書の不思議な魅力(魔力?)にハマり、関連の本を読み漁っては好奇心を満たした日々も。

その後、イエス・キリストに関する様々な謎をテーマにしたダン・ブラウン著の「ダビンチ・コード」や「ロスト・シンボル」が次々と出版〜映画化され、一大ブームを巻き起こしたもの。もちろん古代史オタクの私も、著書に飽き足らず映画館に駆け込んでいきましたが、難解でテンポの早いストーリー展開に付いていけなかった苦い思い出が!(涙)

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その後は次第に日本の古代史の方に関心が移り、例えば謎多き縄文時代の神「アラハバキ」をテーマにしたこちらの著書にも手を伸ばしたり・・。(因みに、こちらの帯にも"和製ダ・ビンチ・コード"のキャッチコピーが!)

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そんな中、最近偶然出会ったのが「アマテラスの暗号」。 帯には「ダ・ビンチ・コードを凌ぐ衝撃の名著!!」と記載されていたので即購入しちゃいました。

確かにこれまで読んだ古代史ものの中では抜群の説得力でした!「ダ・ビンチ・コード」とは異なり、日本人の書いたものなので分かり易いし。それよりも著者の伊瀬谷 武さんのプロフィールにはびっくり!何と彼は海外で投資会社を経営しているという異色の経歴の方でした。畑違いの著者ならではの常識にとらわれない洞察力には感服させられました。

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そして著書の中でも触れられている謎の古代遺跡がこちら!!

京都・太秦(うずまさ)にある木嶋坐天照御魂神社(通称;蚕ノ社)境内にひっそりと佇む不思議な「三柱鳥居」。正三角形に組まれた石鳥居の中心には組石の神座が〜!

もちろん古代史オタクの私も、2013年の京都旅行時に現地を訪れて深く感銘を受けました!こんなちっぽけな石の鳥居ですが、何と〜古代キリスト教(景教)の遺跡と関連づけられ、様々な古代史関連書に引用されております。「太秦」という地名から、かつて一帯は謎の渡来民族「秦氏」の本拠地だったそうですが、なぜ”うずまさ”って読むの??

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興味のある方は京都に出かけたついでに立ち寄ってみては如何でしょうか?古代の謎とロマンに浸れること間違いなしです。

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最近はYouTubeで頻出している「日高見国(ひたかみのくに)」にもハマっています。大和朝廷成立以前に、関東から蝦夷地にかけて存在したという大国で、記紀には全く記載されてませんが、奈良時代に編纂された「常陸国風土記」にはしっかりと国名が記載されているんです。

歴史とは勝者が作ったもの。都合の悪いことは極力無視して成立したのが〜日本の歴史書「古事記」「日本書紀」なんです。

だから、天皇家は一体どこから来たの?神々が住まわれていたという「高天ヶ原」はどこにあったの?最高神・アマテラスは本当に女神なの?邪馬台国や卑弥呼の事が全く記録されてないのはどうして?などなど、知りたいことが山ほどあるのに、推測しか出来ないのはとても残念な事です。

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