「仏画と布かたり」コラボ展へ [展覧会・ギャラリー]
土曜日、水戸市民会館で開催中のこちらの展覧会に行ってきました。
海老沢東山・朋水ご夫妻と10名のゲストからなる風雅なコラボ展。知り合いの作家さんが3名も出品されているので、会場に入る前からわくわく気分でした。
こちらには海老沢ご夫妻による書や仏画がずらりと並び、古の雅の世界へと誘われます。
若手アイアン作家・大貫タツヤさんによる椅子などの鉄の造形が私好みで、とてもオシャレ! 幸い本人が後から会場に来られたので会話が弾みました。う〜これ欲しいなあ!
ご存知・Keiさんこと横須賀慶子さんによるアート感溢れる「書」も。早速、今月末から開催する「R6年度 ひたちなか・ま夏の作品展」への出品をお願いしたり。ちなみに作品の前におられるのはご本人です。
故・大山勉さんは生前ハマったという大工道具に使う木彫りの「墨つぼ」の造形で。奥様に伺うことが出来ましたが、男らしさ満載で実に渋くてお見事!! これも欲しいなあ〜!
知り合いの多木洋一さんは力強い水墨画と篆刻を並べて実に壮観! 毎年、お仲間と共に「市民交流センター」ギャラリーを利用して頂いております。本人が不在で残念でした。
最後に格調高い「古布」は那珂市の骨董店・喜林堂の元オーナー中山恵美子さんが手掛けた作品。
彼女はチャコさんと幼馴染だったそうで、我々もよくお店に通ったり夫婦展を拝見したりの仲でした。それが数年前にご主人を亡くされてから、すっかり疎遠になっちゃって・・(涙)
聞けば、今でも息子さん夫婦が店を経営しており、有名な「一乗院の骨董市」の運営も続けられているとのこと。懐かしさのあまり、恵美子さんと涙の再会が叶いました。
そんなわけで、私にとっては作品の素晴らしさもさることながら、作家さんとの出会い・語らいで、とても中身の濃い展覧会となりました。