阿部 聡さんを偲んで

今日、８月10日は「ライブラリーカフェ然々」のオーナーだった阿部 聡さんの一年忌。

私より年下ですが、私にとっては20年来の人生の師匠で、以来ずっと「然々ペン淡彩画教室」にお店を利用させて頂きました。

コロナ禍で客足が激減した時期には「災い転じて福と為す」を地で行くかの如く、子供の頃からの夢だったという"町の小さな本屋さん"を計画。お店の半分をユニークな「然々書房」に改装し、いよいよこれからだというところで、昨年６月頃から急に激痩！ 入院するも呆気なく旅立たれてしまいました。

生前の思い出は山ほどありますが、有能な方を失って残念でなりません。いつも笑顔を絶やさない気配りの紳士で、多くのファンから慕われておりました。私の体調も気遣ってくれていたのに、まさか半病人の私より先に旅立ってしまうなんて。（涙）

今朝はチャコが、亡き阿部さんを偲ぶため食卓の一角に、大好きだったスイカや缶ビールを載せたお膳を用意。私も思い出多き「森のレストラン然々」のスケッチを添えて・・（合掌）

時々気になってお店の前を通るのですが、昨年７月の閉店以来まるで時間が止まったまま。とんがり屋根が特徴の建物の周囲は庭木や草が伸び放題で、”強者どもの夢の跡”を彷彿とさせられます。